枠を超えること、そして越えることが、今後のダイナミクスを創っていくのかもしれない。世界で2020年代後半に普及する見込みの革新的ながん治療技術における特許競争力において世界首位になった日本。
新規モダリティの台頭をはじめ、創薬研究の成功シナリオは多様化しているが、その成功に共通しているのは、経営戦略目線での強みを自覚した意思決定、R&D事業におけるDXの推進である。本ウェビナーでは、その中でも世界を座巻する4名の登壇者に、なぜ「そこ」に目をつけ、戦略策定から実施まで一貫して注力してこれたのか、創薬戦略の実行とリアルについてお話いただく。
まずファシリテーターとして、がん征圧の中核拠点となっている国立がん研究センターで、次々に事業を創出している中村 健一 国際開発部門 部門長をお招きする。氏はアジア一体となってがんの臨床試験ネットワークを作る医師主導・国際共同試験を率いるほか、ICT技術を活用した新たな治験の普及を推進するなど、国、そして既存の仕組みという2つの枠を超えて、新しい仕組み創りを率いる。
そして、ご登壇者としてお招きするのは、躍進する3名のイノベーター(順不同):
第一三共社より、高崎 渉 常務執行役員・研究開発本部長にご登壇いただく。ADC、 核酸医薬、mRNA、治療用ウイルス、遺伝子治療、低分子・中分子創薬と多彩なモダリティを創薬につなげている第一三共社。創薬におけるバイオロジー研究および医療現場でのニーズを、こうしたモダリティの特徴と組み合わせ、多彩な技術を駆使し、創薬パラダイムを大きく変革している。
モデルナ社より、鈴木 蘭美 社長(医学博士)にご登壇いただく。同社は、独自のデジタルドラッグ設計ツールと高度に自動化された製造施設の組み合わせで、医薬品での実化例のなかった新規モダリティの実用化を、極めて短期間で成功させている。前例のなかったⅿRNAを通じて創薬戦略を成功に導いた秘話、そして、これから人類にどのように貢献し、どのようなインパクトを与えてゆくのか、ターゲット疾患と、迅速かつ安全に届けるために描く戦略についてお話いただく。
中外製薬社より、金谷 和充 デジタルトランスフォーメーションユニット デジタル戦略推進部長にご登壇いただく。DXを部⾨横断で推進するデジタル推進部門を、業界の中でも早期に立ち上げ、多くのデジタル実績を積み上げている同社。ビジネスとITのスペシャリストが参画し、個々のスキルと⾃由なアイデアを尊重しながら、ヘルスケア領域における新しい価値創造に取り組んでいる他、開発における費用対効果でも高く評価されている。創薬サクセスを実現するデジタル基盤戦略について、実例を含め、お話いただく。
後半のパネルディスカッションでは、
• 新規モダリティへの投資意思決定をはじめ、経営戦略目線での成功イメージをどう描くのか
• 開発におけるデジタルの恩恵を最大化するための取り組みと今後の課題
• バーチャル国際共同治験の展開、DCTの拡大が臨床試験に与える影響
• 創薬R&D領域におけるRWDの活用可能性
上記の項目を含め、創薬研究の新たな潮流についてご登壇者ご自身の見解について語っていただく。
日本の医薬品産業の創薬力を牽引するイノベーターが、日々何を見て、どう考え、挑戦を続けているのか。聴いているだけで鼓舞される。あなたの明日の意思決定がより明晰になる、有意義な90分となることをお約束する。